働き方

自分ってこんなに仕事ができない人だった?できない人の特徴と改善策

新しい職に就いた時や未経験の業務に取り組む時、やる気はあるのにうまく覚えられない、ミスばかりしてしまう。

そんな時ってありますよね。


自分って仕事ができない人間なのかな…?

と自信がなくなり、また失敗を繰り返してしまったり、ストレスが溜まったり。

どうしたらいいんだろう?

この仕事向いてないのだろうか?と自信を無くしている方に、うまくいく方法を解説します。


私は社会人経験20年以上。計6ヶ所の職場で働いてきました。

7年以上統括リーダーとして色々なタイプの人を指導しつつ、異動先で実際に新しい仕事を覚えている最中の私が、新しい仕事の悩みや合わない仕事の向き合い方などをご説明します。

こんな方におすすめの記事です

  • 仕事をミスばかりしてしまう
  • 新しい業務が覚えられない
  • 同じ失敗を繰り返してしまう
  • 自信を持って転職したけど、うまくいかない
  • 仕事内容が合わないから転職を考えている
  • 仕事に行くのが嫌で仕方がない



この記事では仕事ができない人の特徴と原因、改善策をご説明します。

仕事はやり方次第でできるようになります!

どうしてもできない場合の対処法もご説明しますので、ぜひ最後までお読みくださいね!


仕事ができない人のありがちな行動とその改善策

能力は人それぞれ

バリバリ仕事ができるように見える人でも、実は細かい作業は見落としが多かったり、効率よく仕事ができない人でも細かい仕事は完璧にできたり。

若くて覚えが早かったり、中年で覚えが遅くても経験が活かされたり。

それぞれ得意分野があり、ペースも違います。年齢では、中年が若い人に吸収力で敵うわけないですよね。

だから「あの人みたいにできない」と比較して落ち込む必要はないんです。

ただ、やり方次第でミスや効率は改善できるものもありますので、仕事のできない人のありがちな行動とその改善策を見ていきましょう。


新しい仕事がなかなか覚えられない

昨日教えてもらったのにわからない。

この前やったのに忘れてしまった。

そういう人はインプットがうまくできていませんので、インプットの方法を見直しましょう。

きちんとメモしていますか?

メモしたものをわかりやすいようにまとめていますか?

マニュアルに頼りすぎていませんか?




まとめたものやマニュアルを、実践できるよう自分の中でかみ砕いて理解することが必要です。

インプットしているうちに、どこが理解していないのか、覚えづらいのかがわかってきます。

自分の弱点を付箋に書いて貼るとか、目立つように書き込むとか工夫してみましょう。


何度も同じミスを繰り返してしまう

これもインプット不足なので上記のやり方と同様なのですが、まず確認をしましょう。

一度やったミスはもう二度とやらないように、きちんと確認をすることが重要です。

それから、前回のミスの反省が足りていません。


「あーあ、やっちゃったな。ごめんなさい。」

だけで終わってしまっては進歩がありません。

ミスの原因は何だったのか、どこを改善したらいいのかよく考えて、もう同じ間違いを二度としないようにするにはどうしたらいいのかやり方を工夫するべきです。

ミスを防ぐための工夫

  • 忘れがちな内容を付箋にメモして目のつくところに貼っておく
  • マニュアルに補足しておく
  • 確認チェックシートを作る
  • 最終確認を怠らない



仕事が遅い

人それぞれペースがありますが、あまり時間がかかりすぎてはいけません。

じっくり確認しながら取り組みたい気持ちはわかりますが、あまり時間かかると

「あの人はできない人」

というイメージがついてしまいます。

「この案件は〇時までに仕上げよう」と計画を立てて実行しましょう。

また、複数の仕事を抱えているときは優先順位をつけて急ぐものから手を付けていくことが大切です。


仕事の仕上がりが雑

自分は気にならないポイントでも、他人は気になる場合があります。

自分だけのものは適当でもいいですが、人から頼まれた仕事や納品する仕事は丁寧に仕上げましょう。

私はリーダーなので部下に仕事を依頼することがよくあるのですが、例えばファイリングや資料製本など、紙同士が揃っていなかったり、掲示物や作成物が少し曲がっていたりすることがよくあります。


仕事としては完成かもしれませんが、

「この人は大雑把で適当なんだな」

というマイナスイメージがついてしまいます。

「あの人に頼めばきれいに仕上げてくれる」

と言われるような仕事をしましょう。


手が空いても指示がないと動かない

言われたことだけしかやらない人がいます。

手が空いた時には、後回しになっていて誰もやっていない仕事はないか考えて行動しましょう。

そうすることで

「あの人が気が利く人だな。働き者だな。」

という印象が付き信頼感が高まります。


また、空いた時間で苦手な分野を復習したり、マニュアルを作ったり、次回あったら便利そうなものを作成しておくとスムーズに仕事が進んでミスも減るし、

「この人やる気があるな、頑張ってるな」

という印象が付きます。


仕事ができないと悩む人の解決方法

想像力を働かせて配慮と思いやりを意識しよう

仕事ができる人って、想像力が豊かなのだと思います。

想像力豊かな人

「この人こうしてあげたら楽だろうな」

「ここを改善したら問題点が改善できるな」

「ここにメモを書いておいたら未来の私はミスしないで済むな」

「私が手掛けたこの仕事を利用する人はこうしておいたら喜ぶだろうな」

「私はこの点が苦手だから、ここをやっておけばできるようになるかもしれない」

「この仕事は年に1度だから来年困らないように記録を残しておこう」

想像力=配慮・思いやり

なんですね。

想像力を働かせる癖をつけてみてください。

人に対してもそうだし、自分に対しても、とっても役立ちます。

未来の自分に対して、思いやりの気持ちを持ってみてください。


私も何年もやっている慣れた仕事であっても、今日の続きの明日やるべき仕事であっても、未来の自分は完全に覚えている自信がないので、常にメモしています。

今の私の仕事は事務が多いので、パソコンのWindowsの付箋(Sticky Notes)を利用してデスクトップに貼り付けて常に確認するようにしています。

いつも目につくところや取り出せるところに忘れないようにメモしておくことが大切です。

プライベートでも、買わなきゃいけない日常品をすぐ忘れてしまうので、スマホにメモして買い物中に確認したりしています。



未来の自分や他人に対して困ることを想像して、先回りで対策しておくことでうっかりミスや繰り返しミスを回避できます!

是非試してみてくださいね。


仕事ができないイコール成長できるチャンスと考えよう

できないと悩んで頑張るってことは、成長できる大きなチャンスなのです。

できない自分に落ち込んで気分がふさぎがちになりますが、落ち込んでいると余計にうまくいかないこともあるので、前向きに捉えて頑張っていけば、できなかった仕事がうまくいくことがあります。

うまくできるようになったらそれは成長の証です!

どんどん成長していきましょう!

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どうしてもできない場合は転職もあり

適性が合わない場合もある

半年以上、最大限努力してもできるようにならない場合は適性が合わないのかもしれません。


人には適性があるので、どうしても合わない場合は無理する必要ありませんよ。

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当時の様子はこちら




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発達障害の可能性もあり

私の兄弟は本当に見た目は普通の人ですけど、大人になってどの職業に就いても仕事がうまくいかなくてADHD(注意欠陥障害)であることがわかりました。

どう気を付けてもうまくできない

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空気が読めない

優先順位がつけられない

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このような場合は本当に苦しいと思います。

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心当たりのある方は是非病院へ行ってみてください。

そして、就労支援団体もありますのでうまく利用して自分が自信をもって働ける職に出会ってください。

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仕事ができない自分を改善する方法まとめ

仕事ができない場合の改善方法

インプットの方法を見直してみる

優先順位を考え終了時間を決めて行動する

頼まれた作業は丁寧に

空いた時間は無駄にしない

想像力を働かせる

人と比べず成長のチャンスと捉える

適性が合わないければ転職もあり

パワハラがひどければ逃げ出そう

病気の可能性がある場合は無理しない



やり方次第で絶対できるようになりますよ。

適性がどうしても合わなかったら無理しないでくださいね。

あなたに合った仕事は必ずあるのだから。

自信もって頑張ってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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