2020年9月20日更新
こんにちは。
猫を飼っているマロニーです。
お風呂が大っ嫌いな猫さんは多いですね。
今回は猫をお風呂になるべくスムーズに入れるためのいくつかのポイントをお伝えします。
目次
猫のお風呂は必ずしも必要ではない
そもそも猫にお風呂は必要かというと、入らなくても問題ないようですね。
猫はきれい好き。
毛づくろいをして自分で体をきれいにします。
ただ、毛が臭ったり外猫を保護して汚れがひどい場合には入れた方がいいでしょう。
また、長毛種の猫さんは毛づくろいをしても中の毛まで手入れが行き届かず、飲み込んでしまう毛の量も多いため、ヘアボールとなっておなかの中に溜まってしまいますので、なるべくお風呂に入れた方が良いでしょう。
猫のお風呂は猫アレルギー対策に有効です
我が家、私は何ともないんですけど、夫と息子たちは猫アレルギーです。
空気清浄機は24時間稼働させていますが、春先は花粉症と換毛期が重なってアレルギーを発症しやすくなります。
飼い主のアレルギー対策としては猫のお風呂は効果的だそうです。
我が家のマロンは少し毛が長めなことと、アレルギー対策のためにお風呂に入れています。
猫をお風呂に入れるためコツや準備
多くの猫にとってはお風呂は大変なストレスです。
なるべく手早く済ますことができるように、しっかり準備をして臨みましょう。
入れ方のコツも頭にいれて、猫が不安にならないようにニコニコしながらなるべく高い声で声掛けをしながら入れましょう。
猫をお風呂に入れる前にしっかり準備をしよう
爪切りをしておく
うちの猫は穏やかで細かいことを気にしない性格なので入れるのは楽な方なのですが、猫ちゃんの性格により大暴れする猫さんもいるでしょう。
怪我をする可能性があるので、まず爪は短くカットしておきましょう。
(大暴れの気性荒めの猫さんは爪切りもできないかもしれませんが)
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部屋を暖かくしておこう
猫の毛はとても乾きづらいです。
部屋が寒いと猫は体温を奪われてしまいます。
冷えない環境を作ってあげてください。
服装は半そで短パンが理想
入れる飼い主さんは濡れてもいい服装で臨みましょう。
半袖短パンが理想ですね。
猫をお風呂に入れる温度
私ははじめ、人間の感覚で、
「猫は体温が高いから、体温より高い温度ではないと冷たく感じるかな」
と高い温度でやってしまったのですが、これは間違い。
猫は皮膚が毛でおおわれている分薄くて敏感なので、高い温度はつらいそうです。
猫の体温の38度より少し低めの35度前後がいいそうです。
必要なものをあらかじめ準備しておこう
**必要なもの**
- 猫を拭くバスタオル2~3枚
- 猫用シャンプー
- ドライヤー
うちはこのシャンプーを使っています。
泡切れがよく香りも強すぎずいいですよ。
猫のお風呂はシャワーでササっと手早く済ませる
お風呂と言ってもシャワーです。
一度前回浴槽に一緒に入ってみましたが大失敗でした。
マロンはパニックになるし、私までビショビショで大変な思いをしました。
私が一緒に入ったもんだから、マロンをすぐに拭くことができず、タオルドライやドライヤーを夫に頼んだら、びしょ濡れのまま部屋中を走り回り、隅っこに隠れて部屋のあちこちがビショビショに濡れてしまい大変でした。
こうなるとお互いストレスでしかないです。
たまに浴槽に漬かるのが好きな猫ちゃんもいますが、たいていの猫さんはお風呂が嫌いなので、なるべくストレスを少なく、さっとシャワーで終わらせましょう。
猫をお風呂に手早く入れるためのポイント
これは、「出口をふさぐ」に尽きます。
逃げ場がないようにお風呂のドアや脱衣所のドアをしっかり締め切ることです。
抱っこしながら入れると爪でひっかかれて怪我をする恐れがありますので、抱っこはせず、逃げられない環境を作り、猫の動きに合わせてシャワーをかけたり拭いたりするのがポイントです。
そして、こちらも緊張して表情がこわばっていては猫が不安になるので、ニコニコしながら猫が好む高いトーンの声で話しかけながら入れましょう。
また、ドライヤーで乾かす際に猫を十分に追いかけられるよう、ドライヤーのコードが短ければ延長コードで伸ばしておきましょう。
猫をお風呂に入れる手順
- 脱衣所と風呂場は脱走できないように閉めきる
- タオルは脱衣場に2枚、お風呂場に1枚置いておく
- まずはお湯をゆっくり足元からかけていく
- 温度は35度
- 足を濡らして慣れてきたら、ゆっくり下から上に向かってお湯に慣らすように優しくかけていく
- 全体が濡れたら手早くシャンプーを手に取り猫の体で泡立てる
- 内側やわきの下、足の付け根は念入りに洗う
- あまりあばれるようなら足の裏などは諦める
- 顔には直接シャワーはかけない(耳や目、鼻に泡が入らないように)
- 全体を手早く洗ったらシャワーでしっかり泡を流す
- 流し終わったらタオルで絞るように拭く
- 水滴が落ちないくらい拭けたら脱衣所へ(脱衣所の扉は絶対に開けない 広い脱衣場の場合は移動できないような狭い空間を作っておく)
- 乾いたバスタオルで中の毛までしっかりタオルドライ(結構時間かかります)
- ドライヤーで乾かす(逃げ回るが追いかけながらドライヤーをあてる これも結構時間がかかります)
- 足の付け根や内側は乾きづらいのでしっかり乾かす(マロンは途中諦めておなかを差し出してくれました^^)
入浴後の猫の乾かし方
しっかりタオルドライ
お風呂場である程度猫の毛を体に撫でつけながら水気を絞っておきます。
まずお風呂場に置いておいたバスタオルでできるだけ水気を取ります。
脱衣場でさらに拭きづらいおなかや脇、足の付け根、しっぽなどを念入りにタオルドライ。
おとなしい猫ちゃんは抱っこして拭かせてもらうのが一番いいですが、間違いなく逃げると思うので、追いかけながら拭きます。
ドライヤーで乾かす
猫ちゃんはドライヤーの音と風に恐怖を感じます。
逃げると思いますが、追いかけながらドライヤーを当てます。
中の毛は乾きづらいので、手でこすりながら乾かします。
おなかや脇、足の付け根はなかなか乾きづらいしドライヤーも当てづらいので、念入りにタオルドライをしておくのがポイントです。
完全に乾かすことは難しいので、ある程度乾いたら自然乾燥で。
猫は入浴後毛づくろいを必ずするので、乱れた毛は自分で整えてくれるでしょう。
我が家の猫、マロンのお風呂の様子
我が家の猫のお風呂の様子をお見せします^_^





猫の入浴後にはご褒美ちゅ~るタイムでねぎらう
お風呂に入ったら、お疲れさんと嫌にならないでねという思いを込めて、体重管理のためめったにあげないちゅ~るをあげます。

お風呂上りの念入りな毛づくろいで毛をいつもより多く飲み込みそうなので、ちゅ~る毛玉配慮バージョンを。

さっきまで逃げていたのにすごい勢いで食いついてきます(^-^)
まーちゃん頑張ったもんね。
まとめ
猫は原則お風呂は入らなくても問題ありません。
でもお風呂を入れることでヘアボールを防いだり人間のアレルギーを軽減できたりしますので、年に1.2回は入れてあげてもいいでしょう。
ただ性格によって強いストレスを感じてしまう猫さんや、大暴れして飼い主さんに大怪我させちゃう猫さんもいますので、状況を見ながら無理強いはしないようにしましょう。
POINT
✔爪は切っておく
✔逃げ場を塞ぐ
✔お湯は足から慣らす
✔終わったらご褒美を
ニャンダフルライフのヒントになれば幸いです!
今日もお読みいただきありがとうございました!